かつて私が所属したスウェーデンのウプサラ大学口腔顎顔面外科で、インプラントの失敗の統計学的分析を行ったことがあります。それによるとインプラント治療に特異的(他の治療法に比べて特徴的な)な失敗をまねく健康状態はないことが分かっています。

インプラント治療の流れ、手術を含めてですが、それに関しては、左側に「インプラント治療:治療の流れ」というタブがありますので、そちらをクリックされると、詳しい治療手順がビジュアルな説明でご理解いただけると思います。

おおまかに言えば、
1)まずは口腔内診査を行い、2)レントゲン診査でおおまかな顎骨の状況や口唇の形態を把握します。次に、3)CT診査で骨の厚み、密度を調べ、三次元的に解剖学的なリスクを把握します。

その後、4)患者さんの症状や事情に沿った個別の治療を行なって、虫歯や歯周病など、主に感染のコントロールをしてから、5)インプラント手術(顎の骨内に、清潔な環境下で丁寧に直径3mm、長さ10mm程度のドリリングを行なって同サイズのインプラントを埋入すること)してインプラントを植立し、数カ月間の治癒期間を経て、骨に結合したら、6)印象(型取り)を行い、7)上部構造(被せ物やブリッジなど人工の歯の部分)を装着します。

以上が簡単な治療の流れですが、詳しくは、繰り返しますが、左側の「インプラント治療:治療の流れ」というタブをクリックして説明をお読みください。

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