インプラントの手術法には、いくつか種類があるのでしょうか? 1回法、2日法とかを耳にするのですが。
インプラント手術には、大きく分けて1回法と2回法と言われる手術があります。1回法というのは、インプラントを手術して、口腔内に一部を粘膜上に出し、その後、すぐに型取りできるようにして終わる手術です。
2回法は、インプラントを骨内に入れて、その上に粘膜を戻し、2次手術と言われる2度目の手術でアバットメントと呼ばれる中間構造物を連結させ、それを型取りする方法のことです。
それぞれメリット・デメリットがあります。1回法は一度で手術が終わるため、患者さんへの負担が楽なこと、部品が少ないことがメリットです。2回法は、歯根部と中間部、そして上部構造の3つのパーツで構成されることが多いので、口腔内の状況に幅広く対応できることがメリットです。
総じて、上顎前歯部などの審美的な部分は2回法が向いており、臼歯部などの審美性の問題は生じにくく簡単にできる場所では1回法が向いているケースが多いものです。
しかし、ケースによって、一概には言えず、また、この他、いくつかの特徴があるので、2つの方法をよく理解し、症例に応じて使い分ける知識と技術を有したドクターのインプラント治療を選ぶことが大切だと考えております。
当院では両方共に十分な知識、技術、経験を持っており、ケース・バイ・ケースで使い分け可能です。
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