インプラントはどのような患者さんに適しているのですか?
インプラント治療は、このQ&Aのインプラント可能な方についての欄でも触れましたが、1本の歯を失った方から全ての歯を喪失した方までほとんどのケースに応用は可能です。しかしながら、従来の入れ歯に比べて、顕著に有効なのは下顎で歯を喪失した方といえます。理由は、下顎は舌の存在により、入れ歯の安定性が確保しにくく、しかもインプラントの成功率がほぼ100%に近いためです。喪失した歯が少なく、入れ歯ではなくブリッジで十分に治療可能な方でも、隣の歯が無傷のケースでは特にインプラントはお勧めです。ブリッジを作るために健康な歯を削ることは少なくない不要なダメージを歯に与えるからです。他にも、入れ歯を入れることで心理的な影響がある方にも非常に有効です。
たとえば友人の方々と温泉などに旅行に行くなどする場合に、入れ歯を取り外すところを見せたくないというのは、しばしば患者さんが歯科医に訴えることです。
スウェーデンの心理学者が調べたデータでは、総入れ歯の患者がインプラント治療を受けた後、社会的な自身を取り戻すことが多いと報告されています。
こうした点については私も多くの質問をいただきますが、メールをいただければご相談に乗れるかと思いますのでご質問ください。
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