インプラント治療は、これまでの欠損歯の治療法(補綴:「ほてつ」といいます)に比べて数多くの利点があります。まず、これまでの補綴治療では、入れ歯にしろ、ブリッジにしろ他の歯にない歯の分を負担させることが避けられませんでした。例えて言えば、自分だけの体重ならば長い間立っておくことは用意ですが、他の人を抱えていたならばとても苦しいようなものです。次に、臨在する歯が虫歯やかぶせ物(クラウン)などを施したことがない無傷な歯の場合、上記したような過剰な力の負担のほかに、削合することによる歯質の喪失があります。インプラントはこの両方を完全に避けることができます。つまり、残存する他の歯に負担や犠牲を強いる他の治療法とは概念がまったく異なるわけです。むしろインプラントによって残りの歯の負担を減らすことが可能です。残存する歯がグラグラして動揺が大きい時は特にこの利点が大きいものになります。その他、インプラントの持つ大きな利点として「長持ち」があります。データでは、ブリッジなどの従来の治療法は、5年後に25%~30%がやり直す必要があるとの結果になっています。これに対しインプラント治療の最近のデータでは、10年後でも95%以上の成功率が報告されています。

こうした長期的成功率の高さが世界中の欠損歯治療(欠損補綴といいます)の世界的トレンドをインプラントに向かわせている根拠になっています。

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